Tiramisu郵便

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

穴蔵

雨が雪にかわった。

良かった、と思ってしまう。

 

◇◇◇

 

「春が待ち遠しい」

「春が来るとワクワクする」

と言う人もいるけれど、

私は、冬から春になる季節が

やっぱり苦手。苦手意識は和らいだと

思っていたのだけど。やっぱり苦手。

 

着込んでいた服を一気に脱がされるような、

あたたかい部屋からひっぱり出される

ような、なんというか、私のタイミングを

待ってくれない感じが苦手だ。

急に暖かくなると、ちょっと待ってー!

と思ってしまう。

心の準備に時間がかかる私。

 

 ◇◇◇

 

あ、私、冬眠してるのかも。寒いなら、

穴蔵に、よし!戻れる!と思うんだね。

きっと。

 

◇◇◇

 

引っ越し、転校、

卒業、入学、クラス替え、

就職活動、入社、昇格試験、、の記憶たち。

それだけじゃないけれど。

そして、

親として、子どもの入学に緊張する、

これからのこと。

 

ワクワクする!

と思える人は、すごい。

 

◇◇◇

 

春で唯一、好きなのは、雑草たちの

小さな花がたくさん見られること。

オオイヌノフグリ青い花びらを

見ると、力がわいてくる。

除草剤が何度もまかれた小道。

負けずに咲く姿を見てきた。

今年はまだ咲いてなかった。

でも緑の芽たちが見えたから、

きっと咲き誇るに違いない。

 

◇◇◇

 

幼稚園バスから先生が降りてきて、先生が

「おはようございます」とお辞儀をした。

先生のお辞儀はいつ見ても美しい。

 

もうすぐ卒園。

 

ベテランの先生。

先生を見ただけでほっとする。

 

きっと、だいじょうぶだ。

 

☆☆☆

 

穴蔵から出る準備をはじめよう。

さあ!今日もがんばりますか。

深夜に、大好きな人に書いたお手紙。

娘と出しに行こう。寒さを楽しもう。

まずはそこからだ。
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さくら草。かわいいな。

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面白い日

22時。

自転車をこいで帰った。

 

薬局は閉まってるし、

図書館のあかりも消えている。

公園も暗い。

夜だー。

 

友達と並んで、自転車をこいだ。

あーだ、こーだ、言いながら。

 

きっとこの夜は、

思い出す夜になる。

 

あの日、あの時、あの場所で。

仲間と、しゃべりにしゃべって、

ビール飲んで、角ハイボール飲んで、

ピーチジョンみたいな名前の、

何だっけな、カクテル?飲んで、

薄いから全然酔わなくて、

最後にウーロン茶飲んで、

ポテトとか唐揚げとか、串焼きとか、

じゃこ天とか、いろいろつまんでさ、

あっという間に時間になって、

 

自転車をこいで、帰った夜を。

忘れないな。

忘れられないな。

「なに?もうしみじみしちゃってるの?」

と友達。その通りで。

しみじみしながら、こいだ。

 

不安が不安をよんだけれど、

きっと、なんとかなるはず。

分からないことを考えても、

想像をふくらませすぎても、

本当のところは、分からない。

分からないことだらけ。

人のことは本当のことは分からない。

見えない。見えにくい。

思いやりはとても大切だけど、

私は、考えるのをやめてみる。

自分のことがおろそかだから。

 

ああ、飲み会なんて、

めったにない私にとって、

今日という日は、朝から晩まで、

面白い日だった。楽しかった。

 

そうゆう仲間がいることが嬉しかった。

いろんな感情を、共にできる仲間が

いることが、嬉しく、ありがたい。

 

変わらないように見える日々の中で、

たまにはこんな日があったっていい。

 

面白い日だった。

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土を干す

気づいた。

いろいろなコトのせいにしていた。

私の心に一気に押し寄せた、

この澱(おり)。85%か90%の要因。

そうか、そうか。

朝、弁当を詰めながら、気づいた。

分かっていたんだけどさ。

 

まあ、夫に言わせれば

「自分でまいた種でしょ」であり。

私がよくよく考えず「雑な」対応をした

結果であり。私か。

 

切羽詰まった時間のせいでも、

覚えられない踊りのせいでも、

なかったのか。ほんと失礼。

そこに安堵。

 

どうしたって、試練だ。

試練なことがある。

 

昨日、よく行く神社に行って

おみくじを二回引いた。私と娘で。

どちらも小吉。

 

「生活の目標をどこに置くか」

「時には意識的に陽気な空気を

 取り入れてみましょう」

なんて書いてあって。

今の私にピッタリでおかしかった。

見ていらっしゃる?

 

うー、この試練、どうすれば、

乗り越えられるのだろう。

 

目の前のことをひとつひとつ

やっていくしかないんだよな。

 

それで、枯れてしまった植木の鉢の土を

ひっくり返した。根は鉢中にびっしり

生えていて、土は湿っていた。

再生するには、土をよく干した方が

いいのだそうだ。できれば黒いビニール袋に

入れて、2、3日。農家の方が言っていた。

今日しっかりお日様に当てよう。

 

よく干したいい土に、

自分の根をしっかりはやしたい。

ぐらぐらしたくない。

 

2018年は「根」だな、と思って、

12月に買った絵はがき。

台所に貼っている。

ムスカリ
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がんばれ。

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しあわせ

コタツで娘が寝てしまった。

 

夫と息子が電車のDVDを見ている。

 

夜は白菜がとろけた鍋を食べた。

餃子も入って、ウィンナーも入って、

薄切りのロース肉も入って、

長ネギとしめじとえのきも入って、

にんじんと、あともやしか。

豆腐は入れ忘れて、嘆いていた。

私はどっちでもよい。

白湯スープはとてもおいしかった。

夫は絶対に、私より料理がうまい。

何より早いし。おいしい。

9%のチューハイを飲んだ。

 

私はさっぱり覚えられないエイサーを

何度か踊った。少し分かりかけたような

気がしてきた。

エイサーを覚える必要がある。

二週間もない。けれど、そんなことも

どうでもよくなるほど、落ち着いてきた。

 

電車の音がいい。

 

DVDは、『鉄道 THE ラストラン』。

「最後のブルートレイン 寝台特急 北斗星」。

北斗星を、惜しむ声が時々聞こえてくる。

BGMに最適だ。

 

なんて、穏やかな時間。

 

しあわせはこれだ。私にとって。

日常にある、穏やかな時間。

 

家族という存在は、ありがたくて、

感謝しかない。と今思った。

 

この何でもない日の

この、しあわせを忘れずにいたい。

どんな時も、大事にしたいのは、

こうゆう時間なんだ。

 

ありがとう。

 

さあ、月曜からまた、がんばろう。

どうか、切羽詰まった時間も、

どうか、たのしめますように。

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百味ビーンズ

いや、もうこれは、

だめかもしれない、と思った。

 

「もうだめかも」とポロポロ涙が出た。

しばらくポロポロ。夫が帰ってきた。

「どうしたの?」

息子は見かねて、手紙をくれた。
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壁に貼る。

 

「100まいかいたら、げんきになれるかな」

「れんしゅうすれば、

 きっとできるようになるよ」

 

泣いてるところを見るのは、

きっとイヤだよね。だけど、私は

つらくなって、時々泣いてしまう。

三日前の話し。

 

 

うまい人が、うらやましくて、

うらめしくなってしまった。

うらめしくなって、どうする。

本当に人間は(私は)いやらしいね。

そこまで食べたくないお菓子を食べる。

私には残念ながら過食の気がある。

いいことないのになあ。

 

閉じこもりたく一瞬なりかけた。

友達が、外においでと言ってくれて、

とにかく行くことにした。

 

結論、外に行って、良かった。

うまい人は、わかるように教えてくれた。

できなかったけど、ありがたかった。

 

他のみんなも同じ気持ちであることが

分かった。みんな本当は苦しいけれど、

なんとかなるさ、という笑顔だった。

その笑顔に救われた。

強い。

深刻になりすぎないで、

自分を笑い飛ばして、笑顔でいられる、

って大人だなあ、と思った。

大人。

 

とじこもると、世界がどんどん

小さな小さなものになっていく。

自分の良さも分からなくなって、

自信がどんどん消えていく。

だから、閉じこもらない方がいいんだった。

そうだった。

 

 

 昨日、本屋で就職活動中の女の子を見た。

 

思い出すなあ。

 

 

そうだ、失敗は成功のもとだった。

 

いろんな感情を味わおう月間。

 

この前、子どもたちが変な味のグミを

手のひらに乗せてくれた。次から次に。

百味ビーンズ

 

味わおう。この感情を丸ごと。 

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Dank u & フリージア


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ダンク ユー

オランダ語で、ありがとうの意味だそう

 

 

ポキッと心が折れてしまいそう

久しぶりだなあ、この気持ち

 

みんなあんまり言わないけれど、

心がいっぱいいっぱいになって、

夜、泣いている

 

 

なかなか普段味わうことのない

この気持ち

 

苦しいなあ

 

苦しみだって、

比べられるものではない

 

あの子の苦しみをちゃんと

分かってあげられないように、

私の苦しみも、分かるまい

 

そんなもんだ

 

 

トイレに咲いてるフリージア

つぼみが、ゆっくりと順番に

上からひらいていく

咲いていることが嬉しかった

 

おばあちゃんが

なぐさめてくれている気がした

 

ネットのどこかに、

私を励ますヒントがあるかと

探したけれど、ムダだった

そんなもんだ

トイレにあったか

 

苦しみと夜は気が合うな

合いすぎる

ふかみにはまる

だから!

今日という日の苦しみは

これでおしまい

 

疲れた、休もう

疲れたら、休もう

ちゃんと休もう

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母として思うバレンタインデー

バレンタインデー。

息子を持つ母は、こんなにも複雑な気持ちで迎えるのか、ということを、知る。年々、思う。心が正直イタイ。私がイタくてどうする、と毎年思うのだけど( ※息子、まだ6歳でーす。どうか笑って読んでください)。

 

モテる(人気のある)子と、そうでもない子の差が目に見えて出てくる。息子は、そうでもない方だ。人気のある男の子を指差して、女の子が教えてくれた。

「あの子は8個ももらったんだよ」

 

きっと、この日が来るのを嫌だと思う小学生、中学生、高校生、大学生もいるだろう。これは消極的な見方だけれど。だって、ミラクルだって、起きるかもしれないものね。あー、でもそう感じる男の子たちの気持ちが、私には痛いくらい分かってしまう。息子を通して知ったこの感情。

 

息子にはずっと好きな女の子がいたけれど、もうそうでもないのだそうだ。その子が自分のことを好きではないことを知っているからか、本当に好きではなくなったのか、どっちなのかはよく分からない。好きなのは「今はお母さんかな」なのだそうだ。幼稚園からの帰り道、息子がそう答えたから、もう抱きしめてやる!と思った。うちについて、ポストをあけたら、ちゃんとチョコが入っていた。近所のお友達から。私までホッとしてしまった。

 

それで、好きな子は、瞬時に、そのチョコをくれた女の子にすり替わった。ご近所付き合いチョコなんだけどね。

来年から仕込みが必要になるのかなあ。

 

◆◇◆

 

そういえば、私は、バレンタインデーが苦手だった。好きな子にチョコレートを渡す勇気がなかったから。きっとこんな女の子はいっぱいいると思う。好きだと思っても渡せない女の子たち。もらえない男の子たち、しょげないでほしい。誰かは、きみのことを思っている!意中の女の子じゃないかもしれないけれど。

 

◆◇◆

 

同じクラスのあの女の子が、息子のことが好きなのを私は知っている。その子は今日、息子に渡すことはなかった。多分、私と似てるんだと思う。きっとドキドキして渡せないんだ。と信じていいかな。

 

来年のバレンタインデー、私は何を想うのだろう。心のイタさが、どうか軽くなっていてほしい。私がイタくなってどうする(笑)。もう少し、ポジティブに考えるか!

 

◆◇◆

 

義理チョコって、本命がもらえなかった人には、ちょっとした軟膏になるんじゃないのかな、と思ったり。大人になれば、どうでもよくなるのかもしれないけれど、多感な子どもたちには、ほんの少し優しさが感じられるものになるんじゃないかな。

 

今晩、夫に聞いてみよう!子ども時代、バレンタインデーをどんな風に感じていたのか。去年も聞いたような気がするけれど。

 

あ!

夫に何も用意してないや。