Tiramisu郵便

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

「感情」という生き物

母が子をおもう、やさしい文章を読んだ。

その後、私はこどもを抱きしめたくなった。

やさしくなった。

 

「もう!うるさいなあ!おまえは!」

おしゃべりに夢中になったママたち。

友達がこどもに言い放った。

その後、私はこどもにきつくなった。

「もう!なにしてるの!」

 

私は、感化されやすい。

されすぎる。

なんでこんなに?と思った。

 

「感情」ほど、

人に伝わるものはないのだろう。

感情は「共感」してほしい生き物なんだ。

ひとりではさみしくて。

誰かと分かち合いたい生き物なんだ。

だから、手を伸ばしてくる。

その感情を手のひらいっぱいにのせて。

思わず迷わず、受け取ってしまう。

だから、私は感化されるんだ。

 

 

これから、思いやりあふれる人が

主催する講座に参加してくる。

その人はやさしい文章を書いている人。

 

きっと私は、幸せに包まれて、帰ってくる。

 

昨日がそうであったように。

「いただきます」の意味を知る

豚がたくさん乗った
2階建てのトラック。
はじめて見た。
思わず、娘と「うわーっ!」

夜はカレーにしよう、と
カレー用の肉を買いに行った。
あのおじさんがいるお肉屋さん。

「コロコロの肉でいいの?」

おじさんが、奥の冷蔵庫から
大きな肉の固まりを出してきた。
10キロのお米の袋くらいの大きさ。
「大きいですねー!
 ほらすーちゃん見てごらん」
と思わず娘を抱きかかえる。

豚のトラックのことを思い出して、
おじさんに話した。

「どこ行くんだろね、トジョウかな」
と、おじさん。
「トジョウ?」
「屠殺場ね。ここ(市)にもあるんだよ。
 あと、どこだっけな、」
おじさんと少し、
屠殺場のことについて話した。

いや、もう普通に日々食べてるんだけど、
その部分が、すっぽり抜けているな、と。
気付かされた。

「当たり前に食べてますけど、
 なんだか、ありがたいですね」
と思わずしみじみ。しみじみしみじみ。

おじさんは、いつもの
優しい笑顔で返してくれた。

豚を乗せたトラックが去った時、
においがすごくて、
思わず「くさーい」と言った。

娘が帰ってから
「くちゃい、くちゃい」
と言ってる。

トラックの写真を撮ろうかと
一瞬思ったけど、

撮らなくて良かった。

手を合わせて
「いただきます」
と言う意味を、
ものすごく感じた。

忘れたくない。

時をつかまえる文通

文通相手が1人いる。

彼女は、以前働いていた職場の後輩。

2つ下。何かをやりながら話たりしない子。

ちょっとしたおしゃべりでも、絶対に

体ごと、話している人の方を向いて、

しっかり話を聞く子。貸した本には、

感想を書いた四角い附箋を付けてくれる。

そんな丁寧な彼女。

 

私が休みを取って、フィンランド1人旅を

してくる、と言ったとき、

「ハガキを書いて、送って下さい」

と、住所を書いた附箋を渡された。

 

こんなお願いをしてくる子もいるんだ、

と新鮮だった。よく分からないお土産を

もらうより、ずっといいかもしれない。

ヘルシンキの大きな郵便局には、ハガキ

がたくさん売られていた。オシャレ!と

思いながら選んだことを思い出す。

ホテルの机で書いたんだ。

これが私から彼女への一通目。

 

二通目は年賀状。三通目も年賀状。

何通目までだったかな。ずっと年賀状。

 

私が仕事を辞める、と帰り道、話したとき、

彼女は泣いていた。「え、ほんとですか?」

と言って、頬を伝う涙を静かに手で拭って

いた。彼女を思い出す時、必ず頭にこの

シーンが浮かぶ。泣いてくれるなんて!

 

しばらくして、彼女も仕事を辞めた。

 

ある年の年賀状に、ハガキ書くね、と書い

たら「文通しましょ」と書いてあった。

すごく嬉しかった。

◇◆◇

ある日の彼女のハガキ、

美術館に行きたくて、まだ小さな子ども

二人を連れて行ったそうだ。赤ちゃんは

いつも通り寝てくれるかと思ったら、

泣き出して。上の子は「うん○ー!」、

「とても見るどころではなかったんです」。

ハガキを見ながらニヤニヤ笑った。

◇◆◇

多分彼女もSNSをやっている。

だけど、敢えて、つながっていない。

お互い聞いてもない。

それが私たちの暗黙のルールなんだと思う。

 

時間はどんどん流れていく。

「今」という時は、信じられないスピードで

去っていくように感じてしまう。

今の連続なんだけど、瞬時に過去になる。

時をつかまえてみたい、と時々思う。

 

送られてくるお手紙は、そのどんどん流れて

いく「時」のかけらみたいだと思う。その

時を手ですくい取ることができるような。

 

◆◇◆

今年はたくさん書きたい。

時を、つかまえたい。

ビフォーアフター

とある写真をSNSで見た。美しかった。

明るい光がさしこむ整った部屋で、

それがその人の「日常」なのだそうだ。

これが普通。というような

コメントが添えられていた。

きっと、そうなのだと思う。

 

でもさ、はっきり言って、

\ おもしろくなーい /

と思うのは、私がひねくれ者だからだ。

 

ビフォー アフター

テレビや雑誌であるけれど、

あんな感じが私は好きだ。

え、こんなに変われるの??

こんなに整うの?きれいになるの?

 

ものすごく可能性を感じる。

自分も変われるんじゃないか、

という可能性を。

美しい写真であったとしても、

多分、その写真を通して、

「可能性」を感じたいんだ。

そうゆうメッセージを感じたいんだ。

 

ベランダの植木が枯れている。

寒さにやられたかな。我が家の

ビフォーアフターで公開しても良さそうな

場所はベランダだな、と思う。

 

少しでも良く見せたいが勝手に働くけど、

ありのままのビフォーの写真を

撮ってみたいと思います!

私の努力でアフターはどうなるか。

ベランダのビフォーアフター投稿、

そのうちしたいな、と宣言。

 

おもしろくなーい、なんて言うなら、

おもしろい投稿を自分がしなくちゃね。

批判だけするのはダメだと思う。

その写真を撮った方のことも、

私は何も知らないわけだし、

批判なんて本当はできないんだ。

 

自分の言葉に責任を持とう。

広告を非表示にする

サンキュー自動販売機

「このココアの味は忘れられない」と息子。

 

息子6歳。夏から習字をやっていて、
このところ、ゴネる。
昨日は「もう行かない!」

 

困ったなあ。


私の押し付けに過ぎなかったのかなあ、
もう辞めた方がいいのかなあ、
浅はかだったかなあ、とかいろいろ、
いろいろ!頭の中がごちゃついてました。
ふと、教室の目の前に自動販売機があるのを思い出して。

 

「習字終わったらさ、あの自動販売機で、
 もーちゃん好きなの飲んでいいよ」
「・・・」(ダメか)
自動販売機の写真撮ってさ、
 自動販売機作ろうよ」
「うん、それいいね!行こう」(ほっ)

 

帰りに息子が選んだのは「至福のココア」。
缶が熱いから、家で飲むことにした、
とココアを握りしめて、
自転車の後ろに乗りました。

 

家に着いたら、息子が言う。
「お母さんとすーちゃんにもあげる」(!)
「来週も習字がんばりたい」(えええ)

息子の習い事への本当の気持ちは、
まだ分からないけれど、今日「辞めます」
と電話をしなくて良かった。

 

早まることなかれ。

 

息子が分けてくれたココアは
だいぶぬるかったけれど、
一週間の疲れが吹き飛ぶほどおいしかった。

私も、このココアの味は忘れられない。
f:id:morina35:20180113053016j:image

自動販売機、段ボールで作る約束は

守ろうと思います。

かくれんぼ、やめた!

かくれすぎた。

 

学生の頃、サークルに入っていて、

親しい友だちが部長をやっていた。

その子には自信があった。

人をまとめるのがうまかった。

その子がいないと、とても不安だった。

 

学食で、ふと思った瞬間が忘れられない。

私はこの子に、

とても頼ってしまっているな、と。

この子の「自信」によりかかっていると。

私の自信ではなく。

 

いまだに、誰かの自信によりかかろうと

することがある。自分のせいにされるのが

怖いんだ。それって、私ちゃんと生きている

んだろうか。

 

今日、お皿を洗いながら、なぜか

強く思ったことがあって、忘れないように

メモをした。

 

「もうだれかのうしろに

 かくれるのはやめよう」

 

私は今度、太鼓をたたく。

最前列で。その最前列を自分で選んだ。

初めてのことで、自信なんてないけれど、

練習すれば絶対にできる。

想いをこめて、太鼓をたたく。

自分のために太鼓をたたく。

終わったら、みんなで泣き笑いしよう。

 

太鼓ノート作ろう。

何が良くて、何を改善したらいいのか、

気づいたことを書いて、自信をつける

材料にしよう(これは母が受験の時に

教えてくれた方法で)。

 

決意したら、力がみなぎって、

お風呂そうじをさっさとした。

家事って、もしやすぐ終わらせることが

できるんじゃないか?!

 

もう誰かの後ろに

隠れるのはやめます。

 

私を生きよう。

書きたい病

書くことで、吐きだされていると感じる。

 

心のなかで、すみっこで、書かれるのを

待っているかたまりがいる。ふわふわ

していたり、こんがらがっていたり、

くしゃくしゃになっていたり。いろいろ。

書くと、息ができた感じがする。

何年も前、ヨガの先生に「吐くことが大事」

と言われたことを思い出す。

細く、長く、息をはいて、はいて、はいて。

そしたらしっかりと吸えるそうだ。

確かそんなことを先生は言われていた。

猛烈に「書きたい病」の時がある。

これは定期的におとずれて。

でも、それが思うように表せない。

書けなくて、時間ばかりとられる。

優先順位からいったら、書くことは後回し。

だけど、意欲というのは、すごい。

どうしても書きたくて、書いてしまう。

とある小さな記事。

私なりに、一生懸命取り組んだ。

ふー、すっきり。

 

◇◆◇

 

私はやりたいことを一生懸命やりたい!

笑ったり、落ち込んだりしたとしても、

失敗をばねにするんだ。

 

あの子が貸してくれた

漫画『君たちはどう生きるか

じわりじわりと私に投げかけてくれる。

大丈夫さ、前に進もう、と

両手で背中を押してもらっている気分。

 

あの子が一生懸命で、

 

私も一生懸命生きたい!ってまた思った。

 

自分を信じよう。

自分で自分を馬鹿にするな。

 

もっと自由に飛びたーい!

 

そんな気持ちをありがとう。

 

漫画『君たちはどう生きるか

原作 吉野源三郎

漫画 羽賀翔一

マガジンハウス

広告を非表示にする