Tiramisu郵便

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

救急隊

息子は5回も、救急車に乗っている。

 

熱が出るとけいれんする「熱性けいれん」。

これ、経験したことのある人には分かって

もらえると思うけど、見た目がおそろしい。

初めて見たとき、このまま死んでしまう

のではないか、と思うほど震えた。

目に意識がなく、手足がバタバタけいれん

する。しばらくすれば(五分もしない

うちに)その恐ろしい症状はおさまるの

だけど。それから、三回経験。

全く、慣れることがなかった。

 

一度目の救急車は、気が動転するから、

よくあることなのだそうだ。

でも、私は残り三回も呼んでしまった。

「唇の色が紫色であれば、それは呼んで

ください」という先生もいらっしゃった

から、間違ったことはしていないのだけど。

救急隊、医師、みなさんに申し訳ない、

という思いがいつもある。熱性けいれんは

軽症だから。

 

今日、息子は、足が痛いと泣き叫んだ。

もう動けない、歩けない、と。普通に

病院に連れて行こうと思っていたのに。

二時間以上、泣き叫ぶ。足がだらんと

している。私が手を触れただけで、

痛いのだそうだ。

 

救急相談に電話した。24時間かけられる

ようになって良かった。あまりに歩けない

のであれば、救急車を呼んでください。

と言われた。夫に相談しながら、

悩んだが、結果呼んだ。

 

救急隊の方は、いつだって、親切だ。

ベテランの方と若い二人の方の、

三人体制の救急隊。ベテランの方がいつも

優しすぎるほど優しい。

不安を和らげてくれる。

 

息子は若い方に担がれ、

娘はベテランの方と手をつなぎ、

救急車に乗った。

息子はほっとしたのか、もう泣き叫ば

なくなった。伸ばせない、動かせない、

とあれほど言っていた足が搬送中に伸びた。

申し訳ない、申し訳ない、と思っていた

けれど、救急隊の方は、

「おかあさん、気にしない。大丈夫。

 病院でちゃんと診てもらいましょう」

と言ってくれた。

 

搬送先の先生に少し言われるかな、と

思ったけれど、先生はとても丁寧だった。

言葉のひとつひとつが優しい、若い女の

先生だった。これがインフルエンザから

きている痛み「以外」であるのかをちゃんと

調べていきましょう、と言ってくれた。

 

結局、インフルエンザから来る痛み、

でしかなかったのだけど。。

 

疲れた。

 

けれど、 思うのは、

一人では生きていけないんだ、と。

 

誰かの支えがあって、

誰かの助けがあって、

生きている。

そのことを忘れてはいけない。

 

プロ意識の高い、心まで救ってくれる

救急隊の方に出会う度に、感謝の念で

いっぱいになる。

 

ああ、これで最後にしたい!

 

救急車は、一分一秒をあらそう、

本当に必要な人に使ってほしい。