Tiramisu郵便

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

キーパーの涙

幼稚園のサッカー大会。全園児参加。

上手いも下手も、とくに何もない。

他園とサッカーをする大会。

 

ゴールキーパーをしている子を見ていた。

「あのキーパー、上手いなあ」と

相手チームのお父さんの声が聞こえた。

しっかりゴールを守る女の子。

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ゴールキーパーの役目は、なんて

厳しいのだろう。紙一重。

阻止できるか、点数が入ってしまうか。

自分がシュートすることはできない。

 

引き分けだったので、PK戦になった。

ゴールを守れなかった体の大きな男の子。

先生のところに駆け寄って、誰にも

泣いているところを見られないように

しばらく顔をうずめて泣いていた。

みんなが見て、涙ぐんだ。

 

私も幼稚園の時、悔しくて、

ずっと泣いたことを思い出した。

私のは、まりつき大会だったけれど。

 

PK戦、かわいそうに、引き分けで、

 終わりでいいのにね」

そうだよなあ。

 

でも、あの涙を見て、思った。

負けるという悔しさ、そうゆう感情、

それも悪くないはずだと。

その子は武道をやっているらしい。

とても強いらしい。間違いなく、

この悔しさをばねにできる子だと思う。

絶対にもっともっと強くなるだろう。

 

負の感情などを子どもからあえて遠ざける

ところがあるけれど、この経験をしたこと

とても意味があったのではないかと。

私は思う。

 

帰り、その子を見て、よくやったね、

って目で伝えた。うなだれていたけど、

うん、と頷いていた。

 

6歳の子どもから気づかされたこと。

一生懸命な姿は、なんて素晴らしい!

 

幼稚園の植え込みに、ホトケノザ

咲いている。寒いけど、もう春がきている。

 

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(追記)

がんばれ!と言うのも、

がんばります!と言うのも、たやすい。

あの子の涙を無駄にしたくない。

お別れ会で叩く太鼓、スイッチ入りました。

あの子にも気持ちが届けられるように。

次の練習日までに100回練習するぞ、

と決めた。言うのは本当に簡単だ。