Tiramisu郵便

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

続「大丈夫」考

ちょっと泣いた。

自分の大切な居場所がなくなるような

そんな錯覚に陥って、18時55分に

こっそり泣いた。

娘は疲れて寝て、

息子はテレビを見ている。

その隙にちょっと泣いた。

 

夫が帰ってくるクルマの音がして、

台所の電気をつけずに、

味噌汁あっためたりして、

なんとか普通に「おかえり」と言った。

 

夫は多分、もうこの時点で気づいている。

けど、何も言わない。

 

涙がすっかりひいて、ソファに座る。

 

夫がお風呂から上がり、

ソファに座った。スマホを見ながら、

「大丈夫?」と聞いてくる。

ちょっと顔を、あげて。

目をじろっと見てくる。

 

「なにが?」

「ちょっと様子がね、大丈夫?」

この人、今、二回も大丈夫?って言ったし。

 

夫は余計なことを言わない。

自分の趣味の話しだけは、

とまらないけれど。

とても優しい人、でもない。

そうゆう素振りを見せる人、でもない。

 

そんな人が言う、

「大丈夫?」のひとことは、

なんて!救われるんだろう。

また泣きたくなって、何も言わずに、

お風呂に向かった。

 

声をかけてくれて、ありがとう。