ピンクオレンジの大きなバラ、私には
マリリン・モンローのように見える。
色っぽい。艶っぽい。
「うふっ」
ードキッ
このバラたちに、
くるりの「ばらの花」は似合わない。
くもりとか雨降りだったら
また違ってくるかな。
「え、何?私たち、今最高に楽しいのよ!」
ーですよね。分かります。
「てーのひらをーたいようにー
すかしてみれーばー」
「あら、見に来てくれたの、ありがとう。
嬉しいじゃない。ゆっくりしてって。」
ーあ、おばさん、久しぶり。
「こんにちは。
どうぞ、香りも楽しんでって」
ーあ、ありがとうございます。
本当にいいかほりです。
「あなた今日、見に来れて、
ほんと良かったわね」
「ほんとほんと」「良かったじゃない」
ーホント、そう思います。
「さ、胸はって、生きていくのよ。
がんばんなさい!」
ーはいっ!
この黄色いバラは最後の一輪のようだった。
最後なのに、とてもかっこいい。
空に向かってピシッと生きている。
※以上、ばらさんたちとの
妄想会話の一部でした。
「照れない」ことが大事だそうだ。
なので、照れないで書いてみました。
オマケのクローバー
「よく見つけたね。
全部が同じだなんて思っちゃいけないよ」
ー勉強になります!
「はろー」
ーはろー
虫食いなら器用だな、と思う。
あ、分かりますか?見つけてくださいね。
散歩はなんて楽しいんだー!