おはようティラミス

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

藁半紙(わらばんし)

昨日絵本を買った。作者の方から直接。二年かけて作った絵本だと聞いたのは、実は半年前。気になって気になって、やっとお店に行けた。二年間、そのことを考え続け、作り続ける、その年月を思う。

図々しく、サインをください、と言った。とても温かなサインを書いて下さって。そしてその方は、汚れないようにサインの上に紙をはさんでくれてた。今、その紙を見て、手にして、においをかいでいる(紙のにおいが好きなもので)。

これは、藁半紙(わらばんし)!

 

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藁半紙(わらばんし)。

 

幼稚園を休むと、友だちが給食のパンを届けてくれた。そのパンは藁半紙に包まれていて。先生はその藁半紙に手紙をいつも書いてくれた。「○○ちゃんへ」。早く元気になって、幼稚園に来てね、という内容だったかな。年長の頃の、大好きだったみどり組の先生のあの字。藁半紙の紙をひらくと、あまいロールパンが2つ出てくる。本当にそのまま藁半紙に包まれている。そういえば、私の具合が悪くて食べられないときは、母が食べていたのかな、と今思う。甘いロールパン。食パンの時もあったなあ。

ああ、なつかしい。

 

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その方は私の目を見て「文章を書きたいのね」と言ってくれて。ええっ!私、まだ自分のこと話してないのに、ですよ。言葉を交わす度に、話をとても聞いてくれるのが分かって、とても嬉しくなった。目を見れば、すぐ分かる。そうゆうものなんだなあ。またあのお店に行かなくちゃ。お話したい。

 

藁半紙のにおいをもう一度かぐ。

 

やっぱり、いいにおい。