おはようティラミス

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

おじいさんと孫

娘が公園に行きたいと言う。夕方の5時40分を過ぎていただろうか。特にどこにも連れて行ってあげてなかったから、よし行こう!!と2人で出かけた。この前の話。

 

 

あのおじいさんがいた。毎日毎日、保育園の送り迎えをしている、おじいさん。保育園帰りに、たっぷり遊ばせてあげるおじいさん。ベビーカーに乗っていた赤ちゃんだったお孫さんも、もうすっかり大きくなって。

 

おじいさんを囲むように、ママたちがいた。おじいさんが話す。ママたちが笑う。声を出して笑うのではなく、顔がほころぶように笑う。私も途中参加なのに、思わずにやける。そんな私のニヤニヤ顔を見た娘が嬉しそうに笑う。娘が私の顔をよく見ているのが分かる。だって、さっきまで不機嫌そうな顔をしていたものね。不思議だよね。

 

とにかく、ママたちだけでは生み出せない空気があって。とにかくほっとする。ありがたくて、お礼を伝えた。おじいさんちょっとびっくりして、返す言葉が見つからないようだった。けれど、その後いろいろとおしゃべりしてくれた。

 

あのおじいさんがいれば、公園で無口そうなパパだって笑う。それでその場にいる大人たちの会話が生まれる。

 

おじいさん、すごいよ。

 

おじいさんと孫が帰るとき、砂場にいた私たちのところまでわざわざ来て、声を掛けてくれた。「帰るねー」って。

 

その後、小学生の男の子たちがたくさん私たちに話しかけてくれた。スイミング事情を詳しく教えてくれた。とても参考になった。

 

帰り道、そうかそうか、と思った。

 

自分と子どもとだけで詰まった時は、外に出れば良い。ただそれだけで、不機嫌な理由も、一体何だったの?と思えてくるのだから。ほんとに一体何だったんだ。どうでもいいな。

 

***

 

日中、おじいさんを見かけた。二階で洗濯物を取り込んでいた。声をかけたかった。今度会ったら、お名前を読んで、挨拶したい。

でっかい声で。