おはようティラミス

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

カブトムシアパート

あれは7月だっけかな?

五匹のカブトムシが誕生した。

オスが三匹でメスが二匹。

 

2つの家を作った。

玄関にこの季節限定で棚が置かれる。

棚の一段目と二段目に、置いてある。

まるで、カブトムシアパートで。

一階にお住まいの方と

二階にお住まいの方がいる。

子どもたちがカブくんだの、

カッくんだの、名前をつけたけれど、

ちょっとよく分からない。

でも見た目は、けっこう違う。

 

一階にお住まいの、

オスが二匹とメス一匹の家。

オスの大きな茶色いカブトムシが、

早くにしんでしまった。

やはり、オス同士が一緒だとダメなんだね。

メスも早くにしんでしまった。

オスの小さな黒いカブトムシが、

生きている。確かこの子はカブくん。

 

二階にお住まいの方たち。

メスは卵を産んで、

しばらくして、しんでしまった。

初めて、カブトムシの白い小さな卵を見た。

今は、大きな黒いカブトムシが

生きている。そして、

二階はきっとそこそこ大きくなった

幼虫がいる。

 

あんなににぎやかだったのにね。

ご夫婦で過ごされていた時は。

羽音やら、本当にいろいろと、夜中

ビクッとするほど!音がした。

今は、静かで。

 

さっきゼリーの交換をしたら、

一階にお住まい方が動かなくて。

ああ、そうか、と思ったら

動き出した。良かったよ。

乾燥がひどいので、霧吹きしたら、

それがかかってしまって、

キー、キーと鳴く。

どこから出てる音なのか分からないけれど、

カブトムシって絶対しゃべってる。

何て言ってるのか分からないけれど。

水かけないで、って言ってた?

 

カブトムシと子どもと私で過ごす時間は、

ゆっくり流れる。

カブトムシのことだけ考えられる。

それって、すごいことで。

多分、カブトムシの目力がね。

「半端ない」

 

娘はカブトムシを持てるように

なったことが嬉しくて。

土をこぼしながら、私に見せてくる。

こぼれる土がなかなかイヤだけど、

 

今日はカブトムシと遊ぼう。

 

カブトムシアパートも

多分、もうすぐ終わってしまう。