おはようティラミス

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

背中

ある講座にて。目の前に座っている男の人の後ろ姿が父にそっくりだった。下を見ながら聞いて、関心あるところだけ見るとか、ヒッヒッと笑うところとか。横に置いてあるバッグも見たことがあるような。だけど、こんなべっこうみたいなメガネはかけていないはずだし、もっと髪はボサボサなはずだし...。そう思いながら、もしかしてお父さん?靴、何履いている?と足を見ようとした。見えない。違うよな、と思いながら記者の話を聞いた。その人は休憩時間にいなくなった。

 

父には会えるし、今度聞いてみよう。

 

・・・

 

息子は宿題が面倒くさくてやらなかった。引き算が苦手なんだって。プリントが2枚もあったけれど、やらなかった。出かける時間の一分前になって、泣きながら宿題やりたい、と言った。遅い。もう行きなさい、と言った。帰ってきたら一緒にやればいいんだから、大丈夫!と言って。大丈夫だから!と。Tシャツで涙を拭っていた。帽子を目深にかぶって、なんとか出かけた。三角巾を忘れて、追いかけたら、お友達の話を輪になって聞いていた。笑っていたけど、笑っていなかった。宿題やろう、と思うようになるだろうか。

 

息子の宿題で体力をつけるものがある。それは現代っ子が外で思いっきり遊ばない(遊べない)結果生まれた宿題だと思うのだけど。今月は上体起こし。一緒にやっている。私も腹筋を鍛え始めた。初日はきつかったけど、昨日で四日目。たった、だけど、楽しい。ラクになってきた。目指せシックスパッド。

 

 

息子の背中が辛そうだった。

 

背中は雄弁に語る、のだそうだ。ご近所のカメラマンが教えてくれた。息子の背中を撮ってみたい。明日から撮ってみようかな。どんどん大きくなっていく背中を。辛い時も、嬉しい時も、楽しみな時も。きっと背中は雄弁に語る。

 

いいお母さんになりたい。