おはようティラミス

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

贈り物/カマキリ日記①

庭とは決して言えない猫の額ほどの我が家の植え込みに、シマトネリコという常緑樹が植えられている。冬なのにぐんぐん伸びて(伸びきっていたのを放置していたとも言える)、二階から布団を干す時に枝に当たるような気がしてずっと気になっていた。

 

昨日の午後、子どもが家の前で遊んでいて私は監視員になっていた。「あー、ヒマ」。シマトネリコを見て「剪定してしまおう」そう思ってバチバチ切った。寒くて外にいられなかったのに、自分のやりたいことを見つけると寒さを忘れる。子どもたちが遊んでいる時ってこんな感じなのだろうね。きっと2月は剪定する時期ではないだろうな、と思ったけれど。高枝切りバサミで、首が痛いと思いながら切った。

 

切り落とされた枝を子どもたちは箒にしたり、三輪車に付けたりしていた。私はリースでも作ろうかといつも思うけれど、今回も作らなかった。次回こそ作って遊んでみたい。切った枝を一つ一つ集めた。

 

***

 

「うわー!!!」

 

これは!

枝に付いている。泡のような固まり。

...カマキリの卵!

 

***

この前の夏、我が家にカマキリ先生(いたって普通のカマキリ)がやってきた。

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それで息子の宿題が奇跡的にはかどった。絵日記も読書感想文もカマキリ先生の力でできた。カマキリの本を読みあさった。卵を見てみたいね、と話していた。

 

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カマキリ先生を飼うことはしなかった。息子はカマキリ先生と見つめあいプラレールを見せた後、シマトネリコに放してやった。カマキリは幹を登っていった。

 

多分、カマキリ先生の卵なんじゃないか、って思う。そうだったらいいなあ。息子と私は、カマキリ先生はどこに行ったんだろう、と木を見上げてよく話した。きっと木に住んでいて、卵を産んだんだね。あの卵の固まりには確か200匹もの赤ちゃんがいるらしい。虫が苦手な人には身震いするほど気持ち悪い話かもしれないけれど、私はものすごく嬉しかった。昨日夕飯を食べながら「あー、嬉しい」と三回くらい言った。

ここに新しい命たちがいて、

春を待っている。

カマキリ先生!

素敵な贈り物だよ。

 

で、ひとつの卵はもう一度木に針金で結んで、もう一つは虫かごで飼うことにした。200匹が産まれたらと思うと、怖い気もするけれど。その時は放しましょう。もう一度カマキリの本を借りに行こう。

 

観察が始まります。↓↓苦手な人ごめんね↓↓

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***

 

虫なんて、興味全くなかった。息子という人のおかげで虫がわりと好きになった。特にカマキリが。カマキリは動じないことを知った。どんな相手でも逃げない。しっかり相手を見る。そこがすごい。そうゆうことを知った。これも素晴らしい贈り物。そもそもの贈り物。こうゆう世界を教えてくれる人がいる。ありがとう。