おはようティラミス

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

バッタの出産

バッタが今二匹いる。

大きなバッタはメスなんだそう。

昆虫の世界ではメスは大きい気がする。

 

9月1日から飼い始めている。

毎日エノコログサ(ねこじゃらし)を

あげている。息子が帰り道ちゃんと

取ってくるようになった。

細長いフンを取り除き、

毎日新鮮なエノコログサをあげる。

バッタをさわるのはドキドキしたけれど、

今では手慣れたもんで、

後ろの長い足を二本一緒に

ひょいっと持って、

別なケースに入れて掃除してまた戻す。

 

昨日あげた葉っぱには見向きもせず、

新鮮な葉っぱをムシャムシャ食べる。

両手(前足)で葉っぱをはさむ。

葉っぱをかじるカリカリという音がする。

意外とおもしろい。

ショウリョウバッタの顔は

なんとも面白い愉快な顔をしている。

ショウリョウバッタのメスはバッタの中で

日本一大きいことを知った。

せまい虫かごはかわいそうだと思うけれど、

息子は離したくないそうだ。

 

これはメスだとわかっていた。

息子は卵を産んでもいいように

土を入れた方がいい、と言っていた。

だけど、そのままにしていた。

 

「お母さん、奇跡!」

息子がさけぶ。

めちゃくちゃ機嫌の悪い息子が、

そんなこと忘れてさけぶ。

YouTubeを禁止にしたら、

めちゃくちゃ機嫌が悪い。完全中毒!)

一匹のバッタが卵を産んでいた。

一生懸命産んでいる姿を見た。

人生で初めて見た。

 

バッタは土を掘り、お腹をさして

卵を産むのだそう。

土がないことをどう思ったのだろう。

ないないない、ない!!

と思ったのだろうか。

でももう私はお腹がパンパン。

産むしかない!と。

 

本当に申し訳ない、と思った。

 

ケースに産み落とされた卵は

土にそっといれておこうと思う。

もう一匹のバッタも産むかもしれない。

あわてて土の入った入れ物を

ケースのはじに置いた。

 

卵は春になったら赤ちゃんバッタが

誕生するそうだ。

正直、そんなバッタのこと

好きでもなかったし、赤ちゃんバッタが

ぞろぞろ出てくるのもなあ、

キモチワルイカモ、

なんて思ったけれど。

 

息子がバッタに

「ありがとう」とか

「よくがんばったね」とか

真面目に言っているのを聞いたら、

かわいく思えてきた。

 

本当に生きているって面白いなあ、と思う。

知っているようで、

知らないことはがり。

 

この頃、生き物や植物のことが特に面白い。

 

メスのバッタは卵を産んだら死ぬ、

と書いてあった気がしたけれど、

今日も生きている。葉っぱを

カリカリムシャムシャ食べている。