おはようティラミス

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

デジタル断食

7歳息子。デジタルにとても弱い。のまれてしまう。小さい頃から(例えば、トラの教材についてくるDVDとか)繰り返し繰り返し繰り返し見るところがある。3つ離れた妹が「なんで、そんなに(何回も)見るの?」と聞くほど。ブルーレイの録画は止まらなくて、夫が撤去した。「もうやめなさい!」と言いながらここまでやってきた。お互いにイライラもやもやしながら。

 

年々ひどくなる。ひどさの爆発がこの7歳だったんだと思う。ご飯の時にテレビを消せなくなった。私が話しかけても、テレビに夢中で目も合わせられないし、全く聞いてない。「え、なに?」ばかりで会話が成立しない。消そうとすると怒り出す。そして、寝つきがとても悪くなった。なんでかなあ、と思っていたけれど、絶対にこれはテレビのせいだなと気づいた。いい加減、これはマズい。私もここにパワーを持って行かれることがとても嫌になってきて。ある日、テレビの電源をブチっと切り、端子をおりゃあ!と抜いた。どんな反逆をされるかと思ったら、私の目の色を見てこわくなったのか、大人しくなる息子。帰ってきた夫に話すと「ぼくがビーキャスカードを持ち歩くことにするよ」と。もう、これでテレビが見れなくなった。

 

イムリーなことに電子メディアの影響に関する講演会があった。「やめられない、キレる、暴れる」この3つが揃ったら、もう依存の始まりなんだそうだ。薬物と同じなんだそう。そして「繰り返し見る」は初期の症状。

ガーン。

息子に全てぴったり当てはまった。先生の話しを一言も聞き漏らさないように、真剣に聴いた。小児科の先生でもある講師。先生のところに訪れた子どもたちの2枚の顔写真が紹介された。始めて来た時と治療後の顔。目がうつろな子どもたちが、ゲームやテレビをやめる、ただそれだけで生き返った。顔に血が通っている。イキイキしている。こんなに変わるものなのか。

やめる、ただそれだけで。

 

まだ一週間もたってないけれど、テレビを止めたら全てがうまく行きだした。息子のイライラする感じは減っている。極めつけが、「ぼくは、これからこの生活にする。この生活でいくよ」と自らほっとした表情で昨晩教えてくれたこと。本当にホッとしていた。本当はやめたかったんだね。ごめん。

 

ご飯の時に目を合わせて食べられるって、なんて幸せなんだろう。料理がここのところ好きな息子は、テレビをひたすら見ていた時間に包丁を握りだした。センスがある。親バカだけど上手だと思う。「お母さん、教えてあげるよ」なんて言う。ムッとするけど。

 

自分の時間が欲しくて、つい教育テレビつけたり、YouTube見てもいいよ、なんてした時もあったけれど(YouTube、あれは本当にひどすぎだ。止まらなくて、もうアクセスできない設定にした)代償がとんでもない。本当にとんでもない。私たち大人もスマホばかり見ている場合ではない。スマホを見ている間に大事なことをたくさん見落としているよ。

※テレビなどは1日1時間までなら大丈夫なよう。なぜかのデータも紹介してくれた。

 

先生にお礼の手紙を書こう。

直接話しを聴くことは、とても意味がある。

本当に私たち親子を救ってくれた。

 

心から感謝いたします。


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