おはようティラミス

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

押し売り

スーパーにて。並んでいたら、前の方が「あなたほんの少しだから(カゴの中身が)お先にどうぞ」と言ってくれたことがあった。それがおじいさんだったかおばあさんだったか、ご夫婦だったか、どんな方に言われたかは忘れた。で、そのご好意に甘えたかどうかも覚えていない。だけどその気持ちは嬉しいと思った、という記憶だけがある。いつだったかのブログに書いた。

 

本日、スーパーは長蛇の列で。わたしの後ろに工事現場風の頭にタオルを巻いたおにいさん?おじさん?が弁当ひとつ持って後ろに並んだ。わたしのカゴはもりもり。前の方のカゴはカート上下のもりもり。その前の方のカゴは3つのカゴにやまもりときている。まだまだ前にもいる。後ろに並ぶおにいさんが気の毒になる。貴重な昼休みをこのレジ待ちで使うのか、と。わたしの順番が近づいた時、ぱっと振り向き「良かったらお先にどうぞ。わたし、ほらカゴいっぱいなんで」と口走った。おにいさんは、え?って顔をして、首を横にふって「いいです」とこたえてくれた。わたしは前を向く。確かに、一人分とばしたところで、さして変わらないものねえ。

 

電車で座れなくなった時を思い出した。気になって気になってもう座れなくなったことを。とある講座でわたしを見て「疲れませんか」と言ってくれた人がいた。そんな風にまわりに気をつかって疲れませんか?と。

 

「これは親切の押し売り?かもしれないなあ」と思う。押し売りの時点でもう親切ではない。親切ってなんだろうね。これはきっと親切だ、と自分で思ってる時点で親切じゃない。おせっかいか(*_*)

ちぢまる

「最近○ちゃんめずらしいね」と声をかけてくれたママがいて。「そうなの、最近一緒に教室まで来てって言うんだ」って話をして。「うちもそうゆうことあったなあ」って話をしてくれた。幼稚園でね。

 

そのママとは会えば手をふるようになった。小さな娘ちゃんもわたしを見ると手をかならずふってくれる。息子くんはいつも「○ちゃんママー、やっほー」って言う。やっほー!っていいね。元気がでるよ。

 

このママとは、当初相当に距離感を感じていて。本当に目も合わせてくれない気がしたし、わたしの存在を無視されているように、ながらく感じていた。

 

「あのママは人見知りなんだよー。あなたのことがきらいなわけなんてないから」と言ってくれた友だちのおかげもあるが、そこからもう気にしない!って決めたらわたしの変な勘ぐりオーラが消えたのか、目が合うようになった!不思議だねえ。お互いに何かを察知していたのでしょう。

 

ゆっくりゆっくり距離が縮まった。

 

この前、そのママの好きなことを聞いて本当にいい時間を過ごしているんだなあって思った。「無心になれるよ」と教えてくれた。丁寧に編まれた小さなバッグを持っていて、自分で作った、と教えてくれた。「YouTubeで編み方教えてくれるんだよ」と教えてくれて。お気に入りの動画まで教えてくれた。

 

こんなわたしたちがこうして

しゃべる日が来るなんて!!

 

おー、気が合うね、というのもいいけれど、ゆっくりゆっくり距離が縮まってゆくのもなんと味わい深いのでしょうか。神さま。人をすぐに決めつけてはいけないね。

 

あのママが教えてくれたから、編み物この冬やってみるぞ。わたしは、かぎ針編みのコースターを作ってみようと思う。マグカップの下に敷く。今日毛糸を買おう。

ゆかいなおばあさん

「今」が積み重なっていく。それが過去になり未来になるのだから、「今」ってつくづく大事だと思う。目の前にあるのは「今」。どうしたって、この「今」しかない。つかみたくてもつかまえることのできないもの。この過ぎ去るスピードをおそろしいとも思うし、いつまでもとどまらないでいてくれなくて良かったとも思う。「今」わたしは幸せだろうか、とこの頃自分に問う。幸せって「これが幸せでーす」と分かりやすくは教えてくれない。気づかないと気づけないもの。気づかないでいたであろうものをこのところ見つけようとしている。ふてくされた顔をしていたら、ふてくされたままなんだなあ。なんというかもったいないことをしてきた気もする。

 

信号がピヨピヨ鳴って「あら、ピヨピヨってかわいいわねえ」とおばあさんが前にいたおばあさんに言った。「ほんとねえ」と笑ってた。この二人のおばさんは知り合いではなさそうで。知り合いじゃないのに、なんて愉しい会話をしているのでしょう。その後ろ姿を見ながら思う。将来ゆかいなおばあさんになりたいなあと。「今」を積み重ね、ゆかいなおばあさんになろう。

続 おせっかいオババ

うずくまる女の子がいた。膝から血が流れている?よく見ると五枚?6枚?の絆創膏が貼らていてそこに血がにじむ。すでにおばさんが声をかけていて、大丈夫そうだと判断した模様。わたしは通り過ぎようと思った。けれどやっぱりできなかった。

 

「大丈夫?」と聞いてしまう。きっとさっきのおばさんも聞いただろう。「前にケガしたところをまたケガしちやって」ともう1人の女の子が教えてくれた。中学生にも見える女の子ふたり。転んだ女の子は声を出さずに泣いている。「中学生?」「小学生です」小学生高学年ともなると本当に大人びるんだな。動けずにいるから、かわいそうで仕方ない。「いたかったね」と言う。声を出さずにしくしく泣く。骨折してる?転んだショックと痛みで立ち上がれないのかな?友だちの女の子もおろおろしている。わたしに何ができるのか?と考える。じゃあね、とはとても言えない。「親に来てもらおうか?」と言った。友だちが転んだ女の子のカバンからスマホを取り出す。相当に使い込まれたスマホが出てきてびっくりした。

 

女の子はお母さんに電話した。「ころんだ」と涙声で言う。「帰ってきなさい、って言われた」と小さな声。そんなあ、と思う。迎えに来てよ、と思う。そうもいかないのかな。わたしがあなたの母ならダッシュで行くのに。

 

涙が頬についたまま「ありがとうございます」とわたしの目を見て立ちがあり歩き始めた。あの目をわたしは忘れない。「気をつけてね」。ふたりの女の子は頭を下げて歩き出した。

 

...そもそも、なんであんなにケガしているんだ。もっと大きな絆創膏をしてあげてほしいなあ。あの子の足のケガが早く良くなりますように。転んだ痛みを忘れるほど大笑いしていますように。

「おはよう」取説

挨拶の中で、

「おはよう」は取り扱いが難しい。

 

例えば、

「おはよう!」

と言ったけれど、返ってくるのが

「おはようございます」だと、

『ああ、そうか。失礼しました。

 まだおはようの関係じゃなかったか』

などなど思ってしまう。

 

こんにちは と こんばんは

にはそれがない。

 

ちょっとぎくしゃくしてしまったママに

「おはようございます」

と言ったら

「おはようございます」

と返してくれた。

 

むかしは「おはよう」と言い合った。

 

だから余計に

「おはようございます」

の「ございます」に

『ああ~そうだよね~』と思う。

 

こんにちは や こんばんは

では発覚しないのだけど。

痛いところは見ないですむのだけど、

距離感をはっきりと見せつけられる。

 

ひりひりするが、致し方ない。

まだ挨拶しあうだけいい!

これが、ちょうどよい距離感でもあるのだ。

持久走

11月には息子の持久走大会がある。

いつもよりかなり短いコースだったけれど

無事に開催できた。今年も見ることができて

本当に良かった。

 

ひとりひとり、最後まで走る姿。

ビリの子が、ゴール直前に

力を最大限に出す瞬間を見た。

どーっと歓声がおきて。

一体となって応援していることが

とても嬉しく身震いした。

おそらくその子だって

満足してゴールしているだろう。

 

いつもビリの子と一緒に走る先生がいて

一体誰なんだろう?と思っていたら

校長先生だった。

励ましながら、一緒に走る。

全学年。

 

お便りにも校長先生の言葉は

心にちゃんと届くしな。

いい校長で本当に幸せだ。

 

一位の子は輝かしいけれど、

持久走っていうのはひとりひとりの

自分との戦いなんだな、って思う。

それに毎年気づかされる。

そして毎年目がうるむ。

 

心が喜んでいる。

 

よくがんばったね!!

まるごとの日

イナゴが交尾をしていた。とっても大きなイナゴ。上がオスで下がメス。自転車から降りて写真を撮らずにはいられなかった。

さてさて、いつもの場所に着く。なんてここはいい場所なんだろうって思った。そうゆう空気がお日さまの光とともに満ち満ちている!!今日は何ひとつ気負う必要がない。小さな子たちがわたしの小指をにぎりしめ歩いたり、一生懸命話をしてくれて。この小さなひとたちはすごい力を持っているなあと心から思った。わたしのことを丸ごと受け止めてくれる、というか。なんというか、そうゆう力。本当にありがとう。

**

心の中の話しをしたくなって友だちにした。わたしは説明が下手だから言葉なんてめちゃくちゃなんだけど、いつもいつも言いたいことを汲み取ってくれる友だちがいて。心がやすまった。

そこにいた人みんなが顔見知りではあるけれど、顔見知りだから、という理由だけで心地よいわけではないと思う。やさしいんだよなあ。目が。とにかくやさしい。最近目ばっかり気になるよ。このやさしさにお返しできているのかな。やさしくされると、やっぱりやりさしくなりたいと思う。いい循環!

***

原っぱをカサカサ走るものを発見し、よーく見たらカナヘビだった。だるまさんが転んだ、みたいにじっとしてくれた。写真を撮る。わたしが動くとカサカサ少し動く。

 

以下写真。苦手なひとは見ないでね。

 

 

 

 


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↑一時間半後も道路にこの状態。

 

カナヘビを探せ!

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↑もうすぐ冬眠だね。