おはようティラミス

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

会いたかったなあ

行きたい、行きたい、

そう思うお店が、心に時々あらわれる。

そう思い続け、今日やっと行ってきた。

行くのは確か三回目。

 

おいしい家庭料理のお店。

一番の目的は、接客してくれる

おばちゃんに会いに。

 

電車で、会えるかな、何話そうかな、

そう考えてたら、ちょっと涙が出てきた。

あー、おばちゃんに会ったら私泣くなあ、

泣きながら食べることになるなあ、って。

 

娘は慣らしの一時保育で、貴重な一人時間。

 

・・・

 

お店について、ドアをあけた。

 

「いらっしゃいませ」

 

...あれ、いない。

おばちゃんより二十は若い女性がいた。

つまり、私と同じくらいか。

お店の奥にいるかな、って思ったけど、

あの声が聞こえないわけがない。

よくしゃべって、話しかけてくるあの声。

 

いないな。

 

とりあえず、やまかけ丼を頼んだ。

山芋のする音がする。

 

お料理はおいしいのだけれど、

足りない。涙はひっこんだ。

 

「暑いでしょ。

 クーラーの効きが悪くて」

 

不親切な人ではないし、

感じがいいくらいの店員さん。

 

でも、私は、

やっぱりおばちゃんに会いたかった。

 

あのニヤリとしたちょっと悪そうな

微笑みで、がんばんなさいよ、

って多分励まされたかったんだなあ。

 

おばちゃん、辞めてしまったのだろうか。

聞こうかな、と思ったけれど、

そそくさと食べて、

聞けずにお金を払った。

 

奥から、いつも料理を作ってくれる

おばちゃんが「ありがとうございました」

と声をかけてくれた。ほっ。

 

でも、懲りずに、また行くよ私は。

今度はかき氷をこどもたちと食べよう。

 

あのおばちゃん辞めてないでしょ。

へへって笑って、頭に眼鏡乗せてる

あのおばちゃん。

 

どうかまだ、いてくれますように。

 

☆☆☆

 

やっぱり、行きたいと思ったときに

行かないとなんだよなあ。

 

 

今を生きるということは、

後回しにできるだけしないことだ。

 

 

と随分前にメモしているのを昨日見て、

なかなか良い言葉だと、

自分で書いて自分で思うのでありました。