おはようティラミス

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

まちをはしる3人の少年

「どこ集合だったけ?

 集合場所がわかんない」

 

ランドセルを背負い、

黄色い帽子をかぶった少年は

顔をくもらせつぶやく。

 

3人の少年ア、イ、ウの頭は、

同じことを思っていた。

 

「どこ集合だっけ?」

 

***

 

少年アは少年イの家へ

少年イは少年ウの家へ

少年ウは少年アの家へ

 

3人の少年ははしる。

ともだちに会いたくてはしる。

 

トライアングル。

 

少年イはブロックの箱を持って、

そのブロックの本を三冊も持って、

バラバラ落としながら

「あー、重い」

と言いながらはしる。

 

少年イと少年ウは合流。

 

少年アが見つからない。

 

少年アの家に走ってくる。

 

少年アの母は

「え?まだ会えないの?」

と不安がよぎる。

 

「ちょっと行ってくるわ」

少年イとウはもう一つの公園へ。

 

少年ア発見!

 

「砂場でなんか遊んでましたー」

少年アの母に報告。

 

30分もかかって、やっと集合。

 

少年アの母は思う。

 

少年ア、イ、ウよ。

きみたち、おもしろい。

おもしろい。

 

何回も思う。

 

最高の味わい。