おはようティラミス

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

「カメの小島」という石風の隠れ家に、ずっとひっこんでいたザリガニ。このところまるでヤドカリのようにハサミと顔だけ出すようになった(いつもより水が多かったかな)。今日なんて、水槽のアクリル板をハサミでガジガジ叩いてきた。どうしたの?エサかい?と思いパラパラ入れると、ものすごい瞬発力で小島内にひっこんだ。そして、また戻って、ヤドカリ風ザリガニとなる。ブルーで君、かっこいいね!と思う。

 

カナヘビは気持ち良さそうに日光浴している。我が家の庭ともいえない植え込みに生えている木の枝を入れてあげる。枝に登る。ユスリカがよく取れる季節になった。

指でユスリカの羽とか足を持って、口元に持って行く。わたしの指にびっくりしてケース内を走り回ったりするけれど、視界にユスリカが入ると首をかしげる。噛みつくのにちょうどよい角度に首をかしげ、ぱくっと食べる。ほぼ丸飲み。あむあむあむ。ペロペロペロ。こんな具合。

 

彼らを見つめることは、わたしにとってものすごい気分転換になる。ありがたい、と思う。かわいい、と思う。かわいいと思わなくなったらこわいなあ、とも思う。でもそんなことになるまい。なるもんか。ザリガニとカナヘビは小さくて、わたしが用意した環境で、生きている。生き続けていることが奇跡だ。それこそ、日々覚悟している。

 

この前、ふと思った。

 

あー、この生き物たちには「声」というものがないのか、と。カナヘビなんてしゃべりそうだけれど、シューとも言わない。「無音」。鳴かないんだなあ。声がないのか、と。仲間とは声を使わずにコミュニケーションするということ?ああ、ごめんよ、仲間もこちらの都合で君たちにはいないわけなんだけど。

 

なんてことを、

眺めながら

しみじみ、

思うのでした。