おはようティラミス

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

生きつづけるもの

「歌は生き続ける」海外の若い歌手がこの前言ってた。「わたしの存在は消えてしまい、時々生きていることが分からなくなるけれど...」こんなことを言ってた気がする。...若くして死ぬことがありませんように、と思わず思ってしまった。

好きで始めたことが、誰かの期待に応え続けることに重きを置くようになり、だれかに利用されるようになったと感じるようになってしまった時、とても辛くなるのだろうな、と勝手に思う。

 

素晴らしいものというのは、ある時、自分のもとから去ってゆくものなんじゃないか、って思う。自分が生み出したものに違いはないけれど、素晴らしいもの自体に力がとても宿るようになって。その存在が大きく大きくなって、押しつぶされそうになって。だから素晴らしいものと自分は切り離して生きないと生きられないんじゃないか、って。...つまり、自分でコントロールできていることが大事なんだろうなあ。と、盛大に妄想する。

 

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わたしが生まれる前にヒットした曲が、わたしの中でなぜかヒットしている。本当に歌とは生きているんだと感じる。中島みゆきさんの「時代」はつくづく素晴らしい。「そんな時代もあったねと」のひとことにぐーっと、しめつけられるような気持ちになる。この言葉の重みよ。「なごり雪」が勝手に頭に流れるようになり、イルカさんのベストアルバムを買った。なんで「なごり雪」に泣きそうになるんだろう。思い出はひとつもないのにな。歌詞カードを見ながら一曲一曲聴く。買って良かったな。「しあわせ」という曲。

イルカさんが書かれた歌詩が、心にしみる。