morina39の日記

こころ動いたこと、について

ずんぐりむっくりちゃん

川沿いを自転車で走っていたらカマキリがいた。

ハラビロカマキリといって、
その名の通り腹が横に広がった感じのカマキリ。
自転車をとめた。
とめたとたん見失う。
自転車の車輪で踏んでしまった?
この前、車の車輪にひかれたであろう
ハラビロカマキリ見たしなあ。
...セーフ!
草にまぎれていた。
カマキリっていうのは、本当におもしろい。
振り返って、立ち止まって
こちらを見てくれるのだから。
落ちている枝に乗せてみた。

うちに来るかい?とちょっと思った。

ハラビロカマキリっていうのは、
オオカマキリと違って
ずんぐりむっくりちゃんだ。
大きさも小さい。
かわいい。
息子に見せたいなあ。
でもうちには三匹もいる。
さすがに「カマキリさらい」になってしまう。
よく見ると肩のあたりが黒ずんで
少し傷がついていた。
厳しい世界を生きてきた証しだ。
もしかしたら、
カマキリ同士で戦ったのかもしれないなあ。
さようならをした。

自転車をこぎながら
写真撮っておけば良かったな、と思った。
ずんぐりむっくりちゃんは
ぽかぽかの陽気の中、
きっとシジミチョウをつかまえるのだろうな。
そして、てくてく歩いて
自由を満喫しているのだろう。

さまざまな敵に出くわしながら
ひとり強く生きている。
鳥にだって食べられるかもしれない。
なにが起こるか分からないけれど、
きっとカマキリ生を最後まで生き抜くのだろう。
すべてを受け止めて。

大人になって、
この秋まで生き抜いているのは
とてもとても強い証拠だ。

あの子に会えてよかった。