morina39の日記

こころ動いたこと、について

はっちゃん

私はネコが大好きなんです、と顔に書いてあるおじさんの家の前で飼い猫たちをなでた。友だちが手のにおいをまずかがせると良いと教えてくれて、私もおそるおそるなでた。わたしたちの声を聞いて、家からおじさんがにこにこしながら出てきた。家でくつろいでいたネコたちも出てきた。あのネコもいた!キジトラっていうの?茶色いあのネコ。キミに会いたかったんだよ!って思っていたら、おじさんが「この子ははっちゃんって言うんだよ」って教えてくれた。

はっちゃんは「ちょっとこっちにおいで」ってわたしに言った(多分)。わたしの友だちから離れた場所へとことこ歩く。友だちの視界から外れたところで立ち止まった。「最近どうなの?あなたこの前わたしのことなでられなかったよね」と言ってくる(多分)。手のにおいをががせてから、なでなでした。はっちゃんはしばらくそこにいてくれた。なでながら「わたしたちはともだち」そう思った。

はっちゃんが横を向いてネコの目がよく見えた。びっくりした。分厚いコンタクトレンズでもしているかのような、透明のガラスでも目に入っているかのような。横から見るとネコの目ってすごいんだ!!ということを知る。わたしがびっくりした顔をしたからから、はっちゃんはとことこ歩いて「帰る」と言った(多分)。こざっぱりしている。

「はっちゃんって優しいですね」とおじさんに言った。