おはようティラミス

「私をひっぱりあげて」くれる数々のことを、綴ってみることにしました。

産毛のはなし

あれは確か5歳の頃。金色に輝く男の子の産毛を見た。「この子、金色なのよ~」とママが目を輝かせて私と母に言う。「おおー、ほんとだ」驚くわたしたち。確か腕の内側に生えている本当にうっすらとした産毛が、日の光を浴びて金色に輝いている。少し髪も茶…

vlog

vlog(ブログのvideo版)の存在をYouTubeで知った。はじめは『なんだこれ』と斜に構え見ていた。正直言って、おもしろい。「暮らし」が好きだというひとが、日々の暮らしを撮っている。OLの日々の暮らしでは、朝食に「玄米フレーク」が出てきて。いつの間に…

レモンパイ

久しぶりにケーキを買った。ひとりでこっそり買って、ひとりで食べる、という妄想をずっとしていた。子どもたちが学校に行っている間に...。いつかそれをするんだ、と思っていたのだけれど、そのいつかは今日になった。ケーキ屋の前を通ったら「レモンパイ」…

小さい わたし 大きい わたし

小学生くらいの頃のわたしの字。ノートの罫線を無視し、でかでかと書いていたそうだ。そして、机の上がよく散らかっていたそう。『へえ、散らかっていたのか』という風に思う。自覚がまずない。姉はその真逆。罫線におさまる字を書き、机はいつもきれいだっ…

他力本願

仕事帰り(独身のころ)、わたしはまっすぐ家に帰るのがいやだった。本屋に行って、自己啓発本を眺めたり、雑貨屋でかわいらしいものを眺めたり、CDを眺めたり、洋服を眺めたり、それはそれは無駄遣いをした。それがストレス解消だったんだなあ。その日はス…

たんたんと

感情の波は落ち着くようになった、とこの前書きかけた。書いたけれど、どうなんだろう、と思って下書きに保存することなく消した。消しといて良かった。この曇天が追い討ちをかける。久しぶりだなあ。このしゃがみこみなくなる気持ちは。きちんと考えねばな…

かえるおばさん

かえるおばさんに変身する時がある。 こんなに見事に変身したのは何年ぶりだろう。涙をたっぷり流した翌日は、それはそれは見事なかえるおばさんになる。鏡にうつるわたしを見て思う。 いつもいつも馬鹿にしないで と言ったけど、馬鹿にしてるのはわたし自身…

ゆるむとき

『やっぱり、ダメなんだよなあ』ほんのちょっと思ったその思いは、ちょっとのつもりだったのに大きくなっていく。 *** 私はゆるい。子に対して、びしっとしていない。もろもろのことに対しても。それが恥ずかしくもあり、わたし、でもある。「きちんと」…

たたむ

そびえ立つ洗濯物。 雨がざーっと降るかと思いきや、ちょろりか。でも、ほんの少し降った雨はいいにおい。風と、時々そのにおいをかぎながら、洗濯物をたたむ。この前、ノルウェーの若い歌手AURORAに偶然出会うことができた(NHKの番組ドキュランドで)。芯…

ようふくについて

似合っている洋服というのは、気持ちが落ち着くし、いい気分になる。これ、似合っているかな?と自信がないときもけっこうあるが。おしゃれになりたい。 おしゃれな人というのは、「私はおしゃれだ!」なんて全く思っていないらしい。なんというか、自然過ぎ…

女王バチ

この前のこと。ベランダの壁にハチがいた。それがずっといる。洗濯が干せなかった。望遠レンズをつけ、窓をそっと開け、写真を撮り、しゃっと閉める。検索。→アシナガバチ。ハチの駆除業者の情報をだらだらと見る。危険生物の図鑑をよくよく見る。こわい。こ…

ちょっとまってさん

わかったさん、こまったさんシリーズ。児童文学作家、寺村輝夫さんの本。小学生の頃、時々読んだ。人気あったなあ。 今年になって、図書館で何度か借りた(図書館にカーテンがかかっているのを見るたび、さみしいと思う)。無性に読みたくなった。なんでかと…

写真散歩

200メートルくらい先。赤いバラの写真を撮っている女性を見た。スマホではなくて、しっかりとしたカメラでバラを撮っていた。胸くらいまであるちょっとウェーブがかった黒くて長い髪をした女性。オノヨーコさんみたいな雰囲気の方だった。わたしもあそこでバ…

チョウチョ

行きつけの公園に行く。 滞在時間30分弱だったけれど、 いい時間だった。 カナヘビのエサを探す、という 大事な目的がある。 息子のやる気が入る。 チョウチョを追う。 あれは鬼ごっこだな。 「すばしっこい、おりゃー」 そう言いながら顔を真っ赤にして 息…

皿洗い

食洗機で洗えるものは食洗機に入れる。入れながら、いまだに少し罪悪感が、ある。それは、だいぶ、うすーくなって、かなり使っている。残りの、食洗機を使っては良くないもの、を手で洗う。洗いながらマラソンみたいだと思う時と、新生児を洗っているみたい…

ひかる あせ

たった10分程度で汗が流れるなんて。 汗をかく運動をずっとしてこなかった。一生懸命走らなければ、汗は出てこないんだと思っていた。そう思っていたけれど、ここ数日汗をかいている。とびきりの笑顔の女性の「お疲れさまです」で『お疲れさまです!』とにや…

この頃よく思う。 わたしの機嫌さえ良ければ、(特に家庭内において)オールオッケーなんじゃないかと。①こうあらねば、②こうしなきゃ、③ひとと比べる、は不機嫌の種だなあ。そして、そうあらねば、というような情報は水を与えるようなもんで、不機嫌の種を…

肥料

ビオラが下を向いて咲く。枯れる。 うーん。元気ないねえ。 *** 庭のない戸建ての家の前に、鉢植えがたくさん並んでいる。プラスチックの鉢は一つもなくて、昔からある茶色の鉢がたくさん並んでいる。手入れしているのは、「ご婦人」と呼ぶのにふさわしい…

心、薄ぼんやり

心が薄ぼんやりで、ちょっとばかしうえーっとしてきた。やりたいことを書いてみる。 1.折り紙手作り絵本をつくる 折り紙のリボンは美しい。ラッピングでもそのまま飾れるレベルだ。いろんな折り紙でリボンを折りまくりたい。リボンやさん、という内容でつく…

シュルルのはなし

息子によりシュルルという名前がついている。性別は不明。トカゲに属するカナヘビが、我が家の大切なもう一匹のペット。 階段の窓辺が定位置で、朝の光とともに活動を開始する(曇っている日や雨降りの日は一切活動しない)。洗濯物を干しに二階に行くときに…

ブルー

我が家のペットは、ザリガニとカナヘビ、一匹ずつ。だけど、ザリガニが二週間くらい前に死んでしまった。水の交換をする時に雑だったせいだ(わたしのせいであることを、心にきざんでおく)。ある日、脱皮をしていたのだけれど上の方しかできてなくて、下が…

ガラス瓶

心がガラス瓶で、中が見えるとしたら。 只今、曇ってる。 白い煙が充満している。 楽し気な色のビーズみたいなのも見える。 よく見ようとするのだけど、 見ようとすると、それがよく見えない。 ふーっと息をはく。 〒 今朝から何度目かの「ヒマ!」を聞く。 …

かわいい息子

息子(8)が寝付けないと言う。しくしく泣いている。どうして泣いてるの?って聞いたら「わからない」って。眠れなくて泣いてる、って言うのかと思ったんだけどな。「わからない」のひとことが、わたしの心に、そーっと、かなしい波をつれてきた。息子はまた…

1と9

こんな過ごし方をしたぜ☆ の裏に、 どれだけの苛立ちと不安があったか、 と思う。 うつしだされないその時間、 笑顔ともうひとつの顔を思う。 10のうち1いい時間だったとして、 9はそんなんでもない。 まあまあの時間もあるし、 あー、うるさいって時間…

心やわらかく

『あ、あのひとだ』手をふった。 『へ?』って顔して、 『ああー!』って顔して、 マスク越しの笑顔が分かった。 手をふり返してくれた。 *** 不思議。本当に不思議。 なぜか、時々ばったり会うひとがいる。 近所でも会わない人は全然会わないのにね。 そ…

ハッとして

その心やその姿勢に、ハッとする。 尊敬という言葉に近い。 ある出来事を境に変わるひとたちがいる。 中学の時、テストで悪い点を取った様子の女の子がいた。わたしも悪かった。その子はそれがものすごく嫌だったみたいで。その時の顔を覚えている。それを境…

好きなこと

図書館の休館はざんねんだった。 ばんばん借りる。 予約して、借りまくる。 本でいっぱいになったバッグを どっこらしょ、と自転車のカゴにいれて、 心にやけながら帰る。 借りた本を見ると、気持ちがすーっとする。 次から次に見ていく。 そんな感じで、ず…

クイズ

「ダダン(という効果音)クイズです! ①カナヘビのまぶたは上から閉じる? 下から閉じる? ②カナヘビは片目だけ閉じることができる? できない? ②トカゲにはもう一つ目があるそうです。 それはどこ? さあ、答えをどうぞ!」 というクイズを子どもに出して…

こんな日のこと

わたしは棒職人。 チラシをくるくるくる、と。 ひたすらに、くるくるくる、と。 よし、巻けた! 小さな達成感がある。 娘は生粋のテープ職人。 ビーー、ジッ、びたっ。 ビーー、ジッ、びだっ。 折り紙の花を棒につける。 お母さんは、折り紙のアヤメなんて …

PS

感想を送ってくれてから、もうどのくらいたったでしょう。昨夕、手紙を書いた。ふと、思いついた都合により、くだらない、くだらないことをどうしても書きたくなった。後輩なら受け止めてくれそうだから書いたわけで。場合によっては、引いて、もう距離を取…